表現学会について

役員一覧

平成29・30年度役員(敬称略、代表理事・事務局長・編集・運営委員の方々は専門分野を記載)

顧問

糸井通浩  田中瑩一  福島行一  湊吉正

代表理事

多門靖容 :日本語学

事務局長

野田大志 :日本語学

編集・運営委員(あいうえお順)

有薗智美 :認知言語学
石黒由香里:国語教育学
梅林博人 :日本語学
木下りか :日本語学
木村雅則 :国語学
田島優  :日本語学
西尾元伸 :日本近代文学
野村眞木夫:日本語学
深津謙一郎:日本近代文学
藤井俊博 :日本語学
森雄一  :日本語学
柳澤浩哉 :日本語表現学

会計監査

西山春文  吉村耕治

会則

第一条  本会は表現学会と称する。

第二条  本会は言語表現に関する研究を推進し、研究者相互の連絡をはかることを目的とする。

第三条  本会はつぎの諸事業を行う。

一  研究会、講演会の開催。
二  会誌『表現研究』の発行。
三  その他必要な事業。

第四条   本会の趣旨に賛同し入会を希望する者を会員とする。
(但し会員一名以上の推薦を要する。)
会員は通常会員・維持会員・学生会員の三種とし、通常会員は年額 6,000円、維持会員は年額 10,000円、学生会員は年額 3,000円を納入するものとする。
会員は会誌の配布をうけ、研究会、講演会、その他の事業に参加することができる。

第五条   本会に左の役員を置く。

一  代表理事  一名
二  顧問    若干名
三  理事    若干名
四  事務局長  一名
五  会計監査  二名

代表理事は会を代表し、会務を掌握する。
理事、事務局長は理事会を構成し、本会の運営にあたる。
事務局長は経理を含む事務を行う。
会計監査は会計の監査にあたる。
理事および会計監査は総会で選出する。
代表理事は理事の互選による。顧問、事務局長は代表理事が委嘱する。
役員の任期は二年とする。但し重任を妨げない。

第六条  総会は年一回、代表理事が招集する。

第七条  本会の経費は、会費、寄付金、その他の収入をもってこれにあてる。
会計年度は毎年4月I日より翌年3月3I日に終る。

第八条  本会会則の変更は、理事会の決定によって、総会の議決を経なければならない。

 付則  本会則は、昭和38年12月1日より施行する。

 付則  昭和62年5月22日総会の議決によって一部修正。

 付則  平成7年6月3日総会の議決によって一部修正、平成8年8月8日より施行。

 付則  平成14年6月2日総会の議決によって一部修正、同日より施行。

 付則  平成15年6月8日総会の議決によって一部修正、同日より施行。

 付則  平成19年6月3日総会の議決によって一部修正、平成20年4月1日より施行。

会費に関する規則

平成28年6月4日制定

(目的)

第一条  この規則は、会則第四条に定める会費の納入について定めるとともに、納入の遅滞や不納があった場合等の措置について定めるものである。

(会費の年額)

第二条  会費の年額は、会則第四の規定による。ただし、顧問からは学会費を徴収しない。

 2  (学生会員会費) 学生会員は、学部学生・大学院生・研究生などの学籍を現に有する者とする。この適用を受けるためには、新規の入会時及び各年度の会費納入時に、そのつどの学籍を証明する書類(学生証・在学証明書等。その写しを含む)を郵送・電子的送付などにより、学会に提示しなければならない。

(会費の納入)

第三条  会費の納入は以下の通りとし、会員は会費の納入に遅滞が生じないように努めるものとする。

 2  新たに会員になろうとする者は、会則第四条に定める入会手続きを行うとともに、同時に会費を納入するものとする。

 3  引き続き会員である者は、毎年度7月末日までに遅滞なく会費を納入すること。

 4  納入方法は、学会から機関誌、ホームページ等で周知するところによる。

(会費未納者への対応)

第四条  会費納入の通知や督促にもかかわらず、会計年度末(3月末)までに当該年度と前年度の2年分の会費が未納である会員は、同日付で退会扱いとする。

 2  機関誌への投稿、研究発表会での発表および会員のために行う事業への参加の申し込みに際して、当該年度までの会費が未納の場合は、これらの申し込みを受け付けない。また、会員でない者が投稿・発表および会員のための事業への参加を申し込む際、同時に入会手続きと会費納入がなされた場合は、これを受け付けるものとする。

 3  本条第1項により退会扱いとした場合、次年度刊行分からの機関誌の配布を停止する。

 4  会費未納者について、前3項以外に措置が必要になったときは、理事会及び運営委員会で対応するものとする。

(退会に際しての会費の扱い)

第五条  会員が退会を申し出る場合、当該年度分までの会費を納入していなければならない。また、年度途中で退会する場合、すでに納入されていた当該年度分までの会費は、これを返還しないものとする。

付則   この規則は、平成28年6月4日から施行する。ただし、従来の規則によってすでに学生会員である者は、平成28年度末まで学生会員を継続することができるものとし、平成29年度以降は、この規則によるものとする。

入会のすすめ

わたくしたちは,つねづね,ことばによる表現の微妙なはたらきに感動し,それにひきつけられ,その醍醐味を味わっています。けれども,なぜそうなのだろうかという反省は,必ずしも徹底してはいませんでした。従来は多分にその体験を個個の表現効果の分析で解明しようとしていました。表現全体の問題として,それを考察の対象にするような動きは,あまりみられなかったように思います。ところが,ここ数年来,表現の問題は深くほりさげられるようになりました。表現を考察する機運が熟してきたのだと,判断することができましょう。そこでわたくしたちは,さらに一歩をすすめて,表現学の樹立をめざして学会を設立しました。表現の機構を体系づけ,表現の理論を確立する学問を,みんなの協力によってきりひらこうとするのが目的です。語学的な考えの方も,文芸学的な考えの方も,哲学的な考えの方も,心理学的な考えの方も,それから外国語畑の方も,ともに参加していただきたいと考えております。いろいろの分野からの検討が必要だからです。このさい,あなたもこの学会にご入会くださいませんか。会則および現在の会員名簿を別紙として添えました。よろしく。

昭和39年2月
表現学会  代表理事  真下三郎


これは表現学会の発足当時,入会をすすめる目的で,各方面に配布したものの写しです。学会設立の趣旨が述べてあり,これでわたくしたちの意図は十分に伝え得るものと確信しますから,毎号,これだけは転載しておきたいと考えています。それに,この文章は,ひとりの手になったものではありません。原案を,発起人全部が目を通して,それぞれに意見をのべ,修正を加えて,できあがったものだから,なおさら大事です。「初心忘るベからず」の意味においても,つねにこれをふりかえることは,有意義だろうと思います。
 もちろん,だからといって,この文章が,入会のすすめの役割を,現在,放棄しているわけではありません。わたくしたち会員は,この趣旨をおし進めてゆく義務と責任をもっています。それは「重い荷持」です。それ故,この文章を,その重責に対し,つねに自己反省する資料となすわけですが,それは内部のこと,もしも外部のかたで,この趣旨にご賛成なら,この事業にご参加くださることを希望します。各方面のかたがたのご協力が必要だからです。このことは将来においても,かわりません。よろしく。

迎二十年の記

 表現学会は、昭和58年で20年目を迎えました。思えば、昭和38年12月1日、名古屋で発起人会を開き、会則を協議してそれを可決、そのままそれを創立総会として、学会が発足しました。その間の事情は、この雑誌『表現研究』創刊号にくわしく書かれています。
 ところで、このページに今までは「入会のすすめ」を再録して、その解説を掲げていましたが、その段階は、もうとっくに終了していると思われますので、それを止めます。その代り、その期間中に学会が視野に入れていた学問の対象分野について触れておきたいと思います。もちろんそのためには、『表現研究』全号に載る論文の内容を検討すれば万全なのですが、それをしないでも、思いのほかに明瞭となるのは、昭和51年5月に刊行された『表現学論考』の目次です。それは十の柱から成り立っています。多くの会員は、それを分担し合う意味で、執筆しました。この目次に表現学全体の射程が、視野が反映しているとみていいでしょう。それは次の通りです。

  1. 言語―表現の基底としての言語の論
  2. 視点―表現の機能としての視点の論
  3. 文芸―表現の味わいとしての文芸の論
  4. 認識―認識の型としての表現の論
  5. 意味―表現のささえとしての意味の論
  6. 文章表現法―文章の構造と叙述方法の論
  7. 文体―文章のすがたとしての文体の論
  8. 解釈―文章過程の再構成としての解釈の論
  9. 文章史―文章の成立の史的考察およびその方法の論
  10. 文章論史―表現についての論説の史的考察およびその方法の論

ここの表現とは、いわゆる expression をさすだけでなく、formation も含めていると思ってください。
なお、上記の項目とクロスさせて、次のようなテーマも、頭脳の隅のどこかに引っ掛けておいてよいのではありますまいか。

  1. なぜ文章は終わるか
  2. なぜ文章は積みかさねうるか
  3. 何が文章を作らせるか
  4. 何が文章のしくみにはたらくか
  5. どういう表現過程をとるか
  6. どこに文芸は成立するか など。もちろん、ここにいう文章とは、それ自体で独立している全体のことで、たんなる文の集合をさすのではありません。

 この記事は、当分の間、「入会のすすめ」のときと同様に、毎号ここに転載しておきたいと思います。ご了承下さい。

昭和58年3月

五十周年記念事業

全3巻(2013年6月刊行) 表現学会編

書籍の画像です

第一巻 言語表現学の基礎と応用

第二巻 言語表現学の諸相  

第三巻 文学の言語表現学  

内容詳細

清文堂出版ページの最下段に注文方法の説明があります

表現学会員・表現学会関係者は2割引です。その旨を清文堂出版にお伝えください。

資料:五十周年記念誌より

50周年を記念してまとめられた資料をダウンロードできるようにしました。

資料の作成者は、半沢幹一氏です。Webサイト掲載用に提供していただきました。

全国大会開催記録PDF(創立時~2013年)

地区例会開催記録PDF(創立時~2013年)

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